研究課題
若手研究(B)
我々は、サルコペニアによって誘導される生理活性物質が骨格筋の幹細胞である筋衛星(サテライト)細胞の諸機能に及ぼす影響をin vivoおよびin vitroで検討した。その結果、サルコペニア発症に関わる様々な生理活性物質の分泌の引き金となるTRPV1チャネルの活性化が、筋サテライト細胞の増殖には影響を及ぼさなかったが、インターロイキン-4を介して、筋サテライト細胞の融合および筋再生を調節している可能性を明らかにした。
筋生理学