2013 年度研究成果報告書

ミトコンドリア特異的一重項酸素の消去による光老化の予防

研究課題

研究課題/領域番号	24700762
研究種目	若手研究(B)
配分区分	基金
研究分野	応用健康科学
研究機関	日本医科大学
研究代表者	WOLF Alexander 日本医科大学, 付置研究所, 講師 (20434136)
研究期間 (年度)	2012-04-01 – 2014-03-31
キーワード	光老化 / 老化 / 酸化ストレス / 皮膚 / skin / oxidative stress / aging
研究概要	紫外線等による酸化ストレスが老化やしわの形成を引き起こすとされている。UVAによる皮膚の光老化を遅らせるため, UVA照射中、皮膚内に生じる一重項酸素を消去できるスカベンジャーを含む局所塗布用製剤の開発に取り組んだ。酸化還元状態検出蛍光蛋白roGFPを発現するへアレスマウスに抗酸化物質を局所塗布し、抗酸化力を評価した。カロテノイド類の局所塗布による抗酸化効果はなかったがＵＶＡ照射により起こされた酸化ストレスが低分子量化合物の局所塗布によって軽減された。低分子量で一重項酸素との反応性に優れている化合物が数多く存在するので効果的な抗酸化化合物の開発が可能なはずである。