研究課題
若手研究(B)
本研究では、重度肥満の幼児の体格と体力を3年間追跡し、幼児期における重度肥満の頻度や形成過程、体力との関係を検討した。1196名の幼児(男児617名、女児579名)を対象に、年少、年中、年長の3年間にわたって体格と体力を測定した。肥満度30%以上の重度肥満の幼児は、年少0.2%(2名)、年中0.5%(6名)、年長1.4%名(16名)と漸増した。重度肥満の幼児の体力は、標準体型と比べて年少時には差がなく、学年が上がるとともに増加したが、年長時には標準体型と比べて有意に低くなった。
健康・スポーツ科学・応用健康科学