研究課題/領域番号 |
24700771
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研究機関 | 独立行政法人国立健康・栄養研究所 |
研究代表者 |
吉村 英一 独立行政法人国立健康・栄養研究所, 栄養教育研究部, 特別研究員 (70613214)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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キーワード | 糖尿病 / エネルギー代謝 |
研究概要 |
有酸素運動が脂肪肝、肝機能および糖代謝に及ぼす影響について検討を行った介入研究は、平成24年度内に計画通り終了し、現在解析作業中である。これから結果をとりまとめ、平成25年度中に学会発表を行うとともに、学術誌へ投稿する予定である。糖尿病患者のエネルギー代謝に関する研究は、平成24年度3月までに6名の測定を行った。これから解析を進めるとともに、引き続き、糖尿病患者と健常者のリクルートを行う予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
課題1については調査がすべて終了し、現在データを解析するとともに、論文を作成していることから平成25年度中にはまとめることができる状態である。課題2については糖尿病患者のリクルートに少し時間がかかっているが、研究に興味を持ってくださる医療機関も多く、夏までに目標対象者数である10名を達成する予定である。
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今後の研究の推進方策 |
糖尿病患者を対象としたエネルギー代謝に関する研究については、対象者のリクルートがうまくいけば測定機器は整備されている状態である。このため、対象者のリクルートに時間を要しているが、慶応義塾大学 スポーツ医学研究センター 勝川史憲 先生のご支援のもと、関連医療機関に協力を依頼しているところである。8月までには、糖尿病患者4名のデータが追加できるように現在調整をしているところである。測定の終了次第、平成25年度末に学会報告などで成果発表ができるように研究を推進している。
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次年度の研究費の使用計画 |
平成25年度は糖尿病患者の謝金、測定に必要な備品、二重標識水法に必要な物品を購入し、さらに、成果報告のための旅費、学術論文の英文校正費を使用する計画である。
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