研究課題
若手研究(B)
植物抽出物とその含有ポリフェノール類136試料の毒素活性および産生抑制効果を検討した。その結果、136試料中26試料がブドウ球菌エンテロトキシンA (SEA) と結合親和性を有した。また、重合度の高いリンゴ由来プロアントシアニジン (AP) はSEAと結合し、低いAPは結合せずに毒素活性を阻害した。カテキン類では、ガロイル基3位の水酸基がSEAとの結合親和性に関与していた。しかし、ガロイル基4位の水酸基をメチル化したカテキンにおいても毒素産生および活性抑制効果が認められたことから、SEAとの結合がこれら阻害活性に必ずしも関連しているわけではないことが示唆された。
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