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2012 年度 実施状況報告書

がん化学療法施行時における食品成分併用リスクの免疫学的評価

研究課題

研究課題/領域番号 24700818
研究機関北海道薬科大学

研究代表者

高橋 夏子  北海道薬科大学, 薬学部, 講師 (60535293)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2014-03-31
キーワード抗がん剤 / サプリメント
研究概要

がん患者におけるサプリメントと経口抗がん剤併用によるリスクの事前回避を目的とし、ヒト小腸株化細胞を用いて、経口抗がん剤処理後の腸管免疫物質の発現変動を測定することにより免疫能への影響を評価した。抗がん剤暴露によって、腸管免疫物質の発現は低下した。さらに、日常摂取される食品機能性成分との併用における免疫能の変動を検討し、食品機能性成分の種類により腸管免疫向上効果が異なることを見出した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

北海道大学大学院医学部 (博士研究員)から、北海道薬科大学 (講師)へ所属がかわり、実験機器・器具および試薬等の不足が生じたため。

今後の研究の推進方策

平成24年度は、抗がん剤および食品成分添加によるα-defensin mRNAの発現変動のみの検討であった。平成25年度は、インターロイキンの発現量やタンパク質発現量についても測定し、両者の発現パターンについて相関性評価を行いたい。

次年度の研究費の使用計画

平成25年度の研究費の主要な用途は、FBS、培地、フラスコ、プレート等のプラスチック製品、抗体が経費の多くを占める。また、免疫評価のため、サイトカインおよび測定用試薬等の試薬類が必要である。これに伴う費用として、1,700,000円を見込んでいる。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] テガフールの腸管吸収機構に関する研究

    • 著者名/発表者名
      澤田真衣、高橋夏子、小林正紀、佐々木将太郎、井関健
    • 学会等名
      第26回北海道薬物作用談話会
    • 発表場所
      北海道大学薬学部

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公開日: 2014-07-24  

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