研究課題
若手研究(B)
本研究では、パソコンを介した遠隔でのコミュニケーションの特徴に関して主に遠隔相談場面に焦点化して検討を行った。検討の結果、対面条件と比較して遠隔条件では、カウンセリングに関しては大きな相違は見られなかったが、情報伝達という点において、より多くの時間をかける必要があることが明らかになった。これは、遠隔コミュニケーションにおいては、他者の感情受容が対面コミュニケーションほど容易にできないところに原因があることが示唆された。
教育心理学