教員志望学生のカリキュラム開発力量について考察するため、現職教員5名(小学校3名・中学校2名)に対してこれまでのカリキュラム開発に関するインタビュー調査を実施した。その結果、「地域を基盤とした活動」「新たに直面した状況からの実践の創造」が共通に確認された。 これらの内容を踏まえて、2013・2014年度に「カリキュラム開発プロジェクト」を立ち上げ、「松江市の教材化」「タブレット端末を用いた新たな実践の創造」に取り組んだ(両年度とも4名)。本プロジェクトを通して、いずれの学生もカリキュラム開発力量の向上につながったことが確認された。 これらの取り組みを基にワークブックを執筆・完成させた。
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