本研究課題では,学習を「学習を行うデバイス」,「学習を行う環境」,「学習するコンテンツ」の3点から整理した.その中でも,モバイルラーニングとして,電車環境を中心に,部屋環境と比較するなどして,インストラクショナルデザインに基づいた学習効果および,学習コンテンツの設計指針を考察した.その結果,特にモバイルデバイスの画面は小さく,さまざまな制約があることから,その開発はeラーニングコンテンツの開発方法とは異なる可能性があることがわかった.また,モバイルラーニングコンテンツの開発に関しては,学習内容などの制約があることが明らかになった.その上で,コンテンツ開発ガイドラインをまとめた.
|