不登校児のインターネットを用いた家庭学習において、不登校児や保護者と教員や学校関係者とを結ぶ際に必要になるメールなどの文字ベースの電子メディアコミュニケーションについて感情面を考慮した学習環境を構築することを目的として実施し、次のような結果を得た。1) 携帯電話やスマートフォンおよびそれらで用いるコミュニケーションアプリケーションの使用状況や、マナー、モラルに関してデジタルネイティブとデジタルイミグランツとの間に違いがある。2) 若者は、メールのやりとりがなかなか終わらず困った経験があり、終えたいときでも相手の気持ちに配慮して自分に終えたい気持ちがあることが前面に出ないメール文を作成する。
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