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2015 年度 研究成果報告書

遺跡出土試料の複眼的・理化学的解析による中国における家禽化プロセスの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 24700927
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 文化財科学
研究機関北海道大学

研究代表者

江田 真毅  北海道大学, 総合博物館, 講師 (60452546)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワードニワトリ / 家畜化 / 動物考古学 / 骨髄骨
研究成果の概要

家禽(ニワトリ、シナガチョウ、アヒル)の飼育は、新石器時代の中国北部で最初に始まったとされ、とくにニワトリの飼育は約10,000年前まで遡るとされてきた。本研究では、家禽化プロセスの解明のために、中国中部・北部の新石器時代と青銅器時代を中心に計23遺跡から出土した鳥類骨を調査した。その結果、新石器時代前期および中期の遺跡ではニワトリの可能性のある骨は皆無であり、また新石器時代後期や青銅器時代の遺跡でもニワトリの可能性のある骨の出土は稀だった。このことは、新石器時代前期や中期におけるニワトリの飼育を否定するとともに、青銅器時代においてもニワトリの利用は稀であったことを示唆すると考えられた。

自由記述の分野

動物考古学

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公開日: 2017-05-10  

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