研究課題
若手研究(B)
遺跡から出土する木材は、薬剤をしみ込ませることで保存処理される場合が多い。これらの薬剤は、木材の放射性炭素年代測定を行う際に不要な物質であるが、薬剤を確実に取り除くことができるかは不確実である。本研究では、PEG及びラクチトールという薬剤にターゲットを絞り、薬剤除去の可能性を探った。除去処理後も、薬剤は年代に影響を与えるレベルで残存すること、残存する薬剤は熱分解GC/MSにより検出可能であることが明らかとなった。
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名古屋大学加速器質量分析計業績報告書
巻: XXV ページ: 152-155
第25回タンデム加速器及びその周辺技術の研究会報告集
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