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2014 年度 研究成果報告書

富士山の永久凍土―その特性・分布・地形変化への影響―

研究課題

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研究課題/領域番号 24700943
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 地理学
研究機関筑波大学

研究代表者

池田 敦  筑波大学, 生命環境系, 准教授 (60431657)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード永久凍土 / 微気象 / 地形 / 気候変動 / 火山
研究成果の概要

温暖湿潤な日本において富士山の永久凍土をモニタリングし,温暖化にともなうその変動と永久凍土の変化に伴う周辺環境の変化を明らかにしたく,研究を実施した。2012年から2014年まで山頂部の2ヵ所で永久凍土の連続観測に成功した。また,富士山の南北断面に設置した表層地温の観測結果から,富士山全体の表層地温分布をGISを用いて推定した。永久凍土の下限は北面で3050-3150 m,南面で3450-3600 mと推定できた。一方,山頂部でも永久凍土が存在しない場所が多いことも明らかになった。地盤の透水性がよいところでは,降雨による熱輸送が凍土を越年させないため,富士山の永久凍土分布は点在的となっていた。

自由記述の分野

地形学,雪氷学

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公開日: 2016-06-03  

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