研究課題
若手研究(B)
悪性黒色腫は、日本でも近年増加傾向にある悪性腫瘍であり、転移が見つかった患者の5年生存率が低いこと、化学療法・放射線療法が効きにくいことから、新規治療法の開発が重要である。申請者らは、家族性悪性黒色腫における新規変異型MITFを同定し、その機能の解析を行った。その過程で、MITFが薬剤耐性に関与すること、また天然化合物による悪性黒色腫への殺細胞効果などを同定した。
腫瘍生物学・分子生物学