研究課題
若手研究(B)
代表的な腫瘍マーカーの1つ、癌胎児性抗原CEAに着目し、その臓器特異性の検証を行った。数種類の臓器由来の培養癌細胞を用いて、CEAの発現様式、糖鎖修飾部位について検証した。その結果、CEAは由来臓器や細胞株ごとに異なった糖鎖修飾を有することが示唆された。さらに、LC-MS/MS解析により、CEAのN結合型糖鎖修飾予測部位のうち、新たに7箇所の同定に成功した。また、消化器癌由来細胞株において新規のCEAスプライスバリアントおよびバリアント由来CEAアイソフォームたんぱく質が存在すること、そしてCEA関連分子の1つCEACAM4が甲状腺髄様がん由来細胞株特異的に発現することを発見した。
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