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2014 年度 研究成果報告書

溶存酸素の安定同位体比解析による懸濁粒子内部での新しい酸素消費過程の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 24710002
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 環境動態解析
研究機関東京大学

研究代表者

中山 典子  東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (60431772)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード溶存酸素 / 安定同位体比 / 酸素消費過程
研究成果の概要

海洋観測および実験室実験から得られた海水中の溶存酸素濃度とその安定同位体比(d-18O)の関係から、酸素飽和度が低い時に(<~60%)、同位体分別が非常に小さいもしくは分別を伴わない酸素消費プロセスが存在するという可能性を3-Dモデルにより検証した。これまで一般的に受け入れられている同位体分別効果 (~20‰)よりも小さい値(~10‰)を中深層に適用した場合、全ての観測値をモデルで再現することができた。酸素が乏しい中深層では、酸素消費過程の際に生じる同位体分別効果がこれまで一般的に受け入れられている分別効果よりも小さくなるプロセスが作用していることが明らかになった。

自由記述の分野

化学海洋

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公開日: 2016-06-03  

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