大気中で観測されるO2/CO2変動比の観測値と、大気輸送モデルを用いて、東アジアに於ける使用化石燃料の推定を行った。風下で大気を観測することにより、発生源に於ける使用化石燃料について推測することが出来る。後方粒子拡散型の大気輸送モデル、逆推定法を組み合わせることにより、経済発展を続ける大国の風下で、観測と共に発生源の位置・量を正確に推定することを試みた。シミュレーションは、濃度については観測値を非常に正確に再現したが、O2/CO2比の再現性は高くなかった。2つ以上の物質の比が大気輸送モデル、発生源分布の精度の鋭敏な指標になることがわかった。また、波照間島におけるメタンの逆推定を試みた。
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