研究課題
若手研究(B)
稲わらなど農作物残渣の屋外焼却(野焼き)が大気微小粒子(PM2.5)濃度に与える影響を評価するため,以下の研究を行った。野焼きの指標となるレボグルコサンを含む有機指標成分を対象とした測定法を確立し,大気試料に適用した。関東郊外で,毎週PM2.5試料を採取し,粒子重量と炭素成分(元素状炭素,有機炭素)濃度を測定した。水田エリア2箇所における野焼きの実態を調査した。野焼き実験で採取した粒子試料について,粒子重量,炭素成分,元素,イオンを測定し,その排出係数や組成を明らかにした。炭素分析の際のキャリヤーガスに窒素を用いてもヘリウムの場合と同等の結果が得られることを明らかにした。
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NMCC共同利用研究成果報文集
巻: 18 ページ: 179-182
http://www.jrias.or.jp/report/pdf/2011_J1.2.19.pdf