| 研究課題/領域番号 |
24710028
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| 研究機関 | 東京工業大学 |
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研究代表者 |
錦澤 滋雄 東京工業大学, 総合理工学研究科(研究院), 准教授 (70405231)
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| キーワード | 環境アセスメント / 風力 / 戦略的環境アセスメント / 社会影響評価 / NEPA |
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| 研究概要 |
今年度は、研究の計画を踏まえて、海外調査、国内調査のフォローアップを実施するとともに、関連する研究成果を発表した。海外調査は、平成２６年度に予定していた米国を前倒しで実施することとした。その理由は、事前調査により本研究テーマの対象として先進的な取り組みが豊富であり、まずここを対象とすることが相応しいと判断したことによる。
海外調査の具体的内容としては、米国ワシントンDCを対象に、風力発電と環境保全を所掌する連邦政府機関である、環境保護庁（EPA)、エネルギー省（DOE）、内務省土地管理局（DOI-BLM)等の担当者に対して、当該テーマに関する事項をヒアリング調査した。
また国内調査のフォローアップとしては、2011年に実施した兵庫県南あわじの風力発電施設を対象に、周辺住民に対するインタビュー調査を実施し、社会影響の発生状況を把握した。これは本研究課題である戦略的環境アセスメントの方法論を検討する上での代替案検討に必要となる貴重な成果が得られたと考えている。
研究成果発表としては、英文１編を含む査読付き論文３編を投稿し、学術雑誌に掲載された。また関連する論文２編（査読無）が学術誌に掲載された。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
今年度予定していた、海外調査を予定通り実施した。また関連する審査付論文を3編投稿し、その他に特集論説等2編が学術誌に掲載されるなど、充実した研究成果が得られたため。
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| 今後の研究の推進方策 |
国内調査に関しては、今年度実施した社会影響に関する調査を引き続き実施することを予定している。海外調査に関しては、今年度の米国調査の成果を踏まえて、調査対象地を絞り込む予定である。
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