研究課題
若手研究(B)
亜高山~高山帯の生態系は、温暖化に最も脆弱な生態系の1つであり、保全への取り組みが緊急の課題となっている。山岳地域において高い多様性を有するコケ植物は環境変化に敏感に反応するため、地球温暖化が亜高山~高山帯生態系に与える影響への有用な指標になると期待される。そこで、本研究ではこうしたコケ植物の利点を活かし、温暖化に対するコケ植物の応答を指標として亜高山~高山帯生態系の変化や脆弱性を評価する手法を開発し、効果的な生態系の保全計画の提案を行った。
環境動態