研究課題
若手研究(B)
既存の公開データベースおよび統計情報である農林業センサスを利用し、10 kmメッシュ単位で絶滅危惧植物の分布と耕作放棄地の関係を全国レベルで検討した。その結果、もともと広域分布かつ、分布域の大部分で絶滅の危機に瀕している植物の分布(元・普通種)と、耕作放棄が広がっている農地は全国的に重なっていることが示された。さらに、過去に圃場整備を経験した農地と、元・普通種の分布は排他することも明らかになった。
生物多様性情報学