研究課題
本研究課題の主要テーマである「持続可能な発展のための教育(ESD)」に関して,福島第一原発事故後に求められる教材や教育方法の内容について2015年1月に国際会議で学会発表した内容をもとに,査読付き論文としてまとめ,The International Journal of Sustainability Education誌に掲載された。また,福島県内の中学校理科教員および市町村教育委員会を対象に,原子力・放射線教育の状況についてこれまで実施したアンケートをもとに,分析した内容を国際会議(International Conference: New Perspectives in Science Education)で発表した。さらに,福島大学の教員志望の4年生を対象に,放射線教育に関する認識に関するアンケートを実施した内容について,日本環境教育学会で発表した。総括的な内容としては,原子力教育を含む日本の原発政策の歴史と福島第一原発事故後の状況について原稿を分担執筆し,書籍(日本臨床政治学会監修・宗像優編『環境政治の展開』)として刊行された。また,リスク・コミュニケーションにおける教訓と課題についても原稿を分担執筆し,書籍(原子力資料情報室編『検証 福島第一原発事故』)として刊行された。
すべて 2016 2015
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 1件) 図書 (2件)
The International Journal of Sustainability Education
巻: Volume 12, Issue 2 ページ: 9-24
International Conference: New Perspectives in Science Education, Conference Proceedings
巻: 5th Edition ページ: 395-404