次年度の研究費の使用計画 |
今年度の執行限度額は800,000円にたいして、執行額は合計499,995円であった。内訳をみると、物品費は執行額236,265円(執行率78.76%)、旅費は執行額164,230円(執行率46.92%)、謝金等は執行額96,000円(執行率73.85%)、その他は執行額3,500円(執行率17.50%)という状況になった。以上にかんしては、研究を進めていくにつれ、急遽、新たな資料が公表されることがあり(例、SEEA2012)、こうした新規資料に応じた図書・資料等の購入、海外渡航による追加的な調査研究および統計・資料収集、収集データの資料整理・入力といった一連の作業の必要性を勘案して、執行率を抑えた次第である。 次年度については、執行限度額が1,100,005円である。各々の費目別にみると、第1に、物品費は予算額243,735円であるが、上記の研究の推進方策で示したように、日中の各種エネルギー・資源データ、日中地域間表関連の補完的統計データ・資料等の入手に充てる必要がある。また研究成果の作成にあたって比較的大型の画面を有するPC環境の整備等も考えている。 第2に、旅費は予算額685,770円であり、まず研究対象地域である中国への渡航による統計・データ・資料収集、ヒアリングの機会が、夏季および冬季休暇の際等に、各々1週間程度得られるといえる。他方、複数の国内研究会・学会での報告・意見公開のために使用する予定である。 第3に、謝金等は予算額134,000円であり、上記の各種情報の整理・入力のために有効に活用できると思われる。加えて、専門的知識の提供や、既述のようにJournalへの投稿に向けた校閲等に使用を考えている。さらに、その他は予算額36,500円であるが、こちらもやはり複数の国内学術雑誌、Journalへの投稿を予定しているため、有意義な利用となるといえる。
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