研究課題/領域番号 |
24710074
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境技術・環境材料
|
研究機関 | 室蘭工業大学 |
研究代表者 |
山中 真也 室蘭工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (30596854)
|
連携研究者 |
藤本 敏行 室蘭工業大学, 工学研究科, 准教授 (40333661)
空閑 良壽 室蘭工業大学, 工学研究科, 教授 (60183307)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
|
キーワード | 乾式ナノ粉砕 / ホタテ貝殻 / ナノ粒子 / 廃棄物利用 / ホルムアルデヒド / 吸着剤 / 合板用接着剤 / 紫外線遮蔽剤 |
研究概要 |
ホタテ貝殻は道内だけでも年間20万トン以上廃棄されており、産業上の有効利用が求められている。本研究では、ホタテ貝殻をナノ粒子化する粉砕法を提案して、貝殻ナノ粒子を揮発性有機蒸気の吸着剤、エマルションの乳化剤、合板用接着剤に利活用した。貝殻ナノ粒子は遊星ボールミルを用いて粉砕した貝殻粉砕物に、後から水を添加して乾燥・回収することで得た。原料粗粉からナノ粒子に至るプロセスにおいて、粉砕物の水への微量の溶解が、ナノ粒子化のポイントになっていることを明らかにした。
|