研究成果の概要 |
第一原理分子動力学法で化合物の添加による界面における誘起反応を評価し、白金の添加により界面の結晶構造が大きく変化することがわかった。特に結晶構造が添加元素の価電子濃度に大きく依存することを証明し、この研究成果はMaterials Research Innovations誌に掲載されることになった。さらに、火山灰と反応させる強い結合エネルギーを持つ酸化アルミニウム系化合物を用い, 遮熱コーティングの損傷機構を深く解明し, 今まで防止できなかった火山灰の高温融解による遮熱コーティング材への浸透を融点制御機構によって, 火山灰がエンジンの燃焼温度まで安定な固体として存在できることを証明した。
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