ナノホールアレー構造材料である高規則性陽極酸化ポーラスアルミナを用いた膜乳化プロセスにより,サイズの均一なハイドロゲル微粒子の作製が可能であった.本プロセスでは,用いるポーラスアルミナの細孔径を変化させることにより,ハイドロゲル微粒子サイズの制御が可能であり,細孔サイズと微粒子サイズは直線的な関係を示すことが確認された.本プロセスは,サイズが制御された単分散ハイドロゲル微粒子を高スループットに作製可能であるため,得られた単分散ハイドロゲル微粒子は,ドラッグデリバリーシステムの薬物キャリヤをはじめ,様々な機能性デバイスへの応用が期待できる.
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