研究課題
若手研究(B)
本研究では、構造色を変化させるNEMS可変カラーフィルタへ、表面プラズモン共鳴効果を取り入れることで、高い透過率、低消費電力を特徴とする可変プラズモンフィルタの開発を行った。プラズマ周波数の高いアルミのナノワイヤを幅250 nmとし、周期を400 nmから600 nmまで格子周期の異なるカラーフィルタを作製した。透過スペクトルより、格子周期が450 nmから600 nmまで広げることで青色から緑色、黄色、赤色の透過光を確認した。TM波を入射し透過スペクトルを測定した際の透過率は最大56 %であった。これはバルク基板に固定された従来の表面プラズモンカラーフィルタと同程度の透過率を実現した。
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Japanese Journal of Applied Physics
巻: vol. 51, no. 11 ページ: 11PA01-11PA04
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