バイオロギング手法を用いた水生ほ乳類の保全に関する研究

2013 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 24710272
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 資源保全学
• 研究機関: 東京大学 (2013); 独立行政法人水産総合研究センター (2012)
• 研究代表者: 菊池 夢美 東京大学, 農学生命科学研究科, 特任研究員 (40586020)
• 研究期間 (年度): 2012-04-01 – 2014-03-31
• キーワード: 海牛類 / マナティー / 摂餌 / 鳴音 / アマゾン川 / ブラジル / 保全

研究概要

アマゾン地域において絶滅が危惧されている草食性水生ほ乳類アマゾンマナティーを対象に，保護，飼育個体の野外放流後の行動を評価することを目指している．これまでに開発した餌を食べる音から摂餌行動を検出する手法を用いて，放流後のマナティーがいつ，何を，どのくらい食べていたのかを把握する．本研究では，一時的に半野生の環境で飼育して慣れさせてから野外へ放流するソフトリリーシングを実施する．

研究成果

• [雑誌論文] Detection of manatee feeding events by animal-borne underwater sound recorders (2013)
  • 著者名/発表者名: Kikuchi, M., Akamatsu, T.
  • 雑誌名: Journal of the Marine Biological Association of the United Kingdom ページ: 1-8
  • 査読あり
• [学会発表] The usage of vocalization in captive manatees (2013)
  • 著者名/発表者名: Mumi Kikuchi, Tomonari Akamatsu, Diogo A.
  • 学会等名: 20th Biennial conference on the biology of marine mammals
  • 発表場所: NZ(ポスター発表)
  • 年月日: 20131209-13
• [学会発表] Detection of manatee feeding events by animal-borne underwater sound recorders (2013)
  • 著者名/発表者名: Mumi Kikuchi, Tomonari Akamatsu
  • 学会等名: International Sirenian Symposium
  • 発表場所: NZ(口頭発表)
  • 年月日: 2013-12-07
• [備考] マナティー研究facebook page
  • URL: https://www.facebook.com/manatee.mumi?ref=hlStudyofmanatees