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2014 年度 研究成果報告書

熱帯アジアにおける市場誘導型自然資源管理に関する比較研究

研究課題

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研究課題/領域番号 24710299
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 地域研究
研究機関総合地球環境学研究所

研究代表者

内藤 大輔  総合地球環境学研究所, 研究高度化支援センター, 客員准教授 (30616016)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード森林認証制度 / 市場メカニズム / 監査システム / マレーシア / インドネシア / 地域住民
研究成果の概要

本研究は、「市場メカニズム」に基づく自然資源管理の一つである森林認証制度の導入の地域住民への影響の検証を目的としている。本研究の結果、マレーシアの認証林の地域住民は森林が囲い込まれてしまった一方で、インドネシアの認証林の地域住民は、制度上は囲い込まれているが、森林資源へのアクセスが維持されていることがあきらかとなり、インドネシアの方が認証制度による便益が多いことが明らかになった。その要因は認証に関わる利害関係者の多さ、地域住民に対する社会福祉、企業の地域住民への社会的責任の違いなどが挙げられる。またNGOによる慣習権拡充の動き、憲法裁判所による慣習権の認定なども大きく影響していると考えられる。

自由記述の分野

ポリティカル・エコロジー、東南アジア地域研究

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公開日: 2016-06-03  

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