研究課題
若手研究(B)
両大戦間期にあたる1919年~1930年代前半を中心に,社会事業とジェンダーに関する言説を分析した。社会福祉とジェンダーの関係性が形成される過程において,どのような論理や思想が用いられ,意味づけられたかを検討した。「母性」という概念によって,女性が社会事業に進出することが求められた一方,社会事業と「母性」の結び付きが強まることによって,社会事業における性別役割分業にもつながったと論じた。
ジェンダー