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2014 年度 研究成果報告書

テーテンス主要著作の読解を基礎としたカントと経験主義との関係の再検討

研究課題

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研究課題/領域番号 24720014
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 哲学・倫理学
研究機関香川大学

研究代表者

佐藤 慶太  香川大学, 大学教育開発センター, 准教授 (40571427)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードカント / テーテンス / 超越論的哲学 / 経験主義 / 観察 / 想像力 / 形而上学 / 認識論
研究成果の概要

カントと経験主義との関係を再検討するために、ヨハン・ニコラウス・テーテンスの哲学的著作を精査した。その成果として、次の2点が挙げられる。第一に、テーテンスが、観察的な方法に依拠して、経験の可能性の制約を析出しようとしていたことを明確化した。この点に、カントとテーテンスの共通の目標を見出すことができる。第二に、テーテンスの観察哲学が、カント『純粋理性批判』にどのような影響を与えたのかを解明した。結果的に、ある特定のタイプの18世紀ドイツ経験主義とカントとの間に、密接な関係があることが明らかとなった。

自由記述の分野

西洋哲学史

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公開日: 2016-06-03  

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