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2014 年度 研究成果報告書

クリヴェッリの祭壇画研究 ―近代における美術品流通と「タブロー化」の視点から

研究課題

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研究課題/領域番号 24720045
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 美学・美術史
研究機関愛媛大学 (2013-2014)
大阪大学 (2012)

研究代表者

上原 真依  愛媛大学, 教育学部, 講師 (90609463)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードイタリア / 祭壇画 / カルロ・クリヴェッリ / 19世紀美術市場 / マルケ地方
研究成果の概要

イタリアおよびイギリスでの古文書館調査の結果、19世紀にどのようにカルロ・クリヴェッリの祭壇画が発見され、分解・売却されたのか、独立した「タブロー」としての受容の様相を明らかにした。特にヴァチカン絵画館所蔵の祭壇画については、アスコリ・ピチェーノのサン・グレゴーリオ・マーニョ聖堂由来であることが新たに判明した。
さらに、ファブリアーノの私立文書館にて、貴族カミッロ・ラメッリの覚書を調査した結果、ウォルターズ美術館の《聖母子》が同地由来である可能性を示すことができた。
これらの調査は、マルケ地方におけるクリヴェッリ派の広がりを検証するという、次の研究課題につながる成果を挙げた。

自由記述の分野

美術史学

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公開日: 2016-06-03  

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