2016 年度研究成果報告書

映画史および映像理論における「不動性」の系譜をめぐる研究

研究課題

研究課題/領域番号	24720081
研究種目	若手研究(B)
配分区分	基金
研究分野	芸術学・芸術史・芸術一般
研究機関	関西大学
研究代表者	堀潤之関西大学, 文学部, 教授 (80388412)
研究期間 (年度)	2012-04-01 – 2017-03-31
キーワード	映画理論 / ゴダール / ニューメディア / アンドレ・バザン
研究成果の概要	本研究は、ニューメディア以降の映像環境において諸メディアの収斂という事態が生じつつあるという現状を批判的に吟味するべく、デジタル・テクノロジーの登場以前にまでさかのぼって、(A)不動性をめぐる映像理論小史、(B)不動性の映画史、(C)現代美術の映像作品における運動と不動という3つのトピックを通じて、主として20世紀後半の映像理論および映画史・映像芸術史における「運動への抵抗」の系譜をたどったものである。
自由記述の分野	映画研究・表象文化論