研究課題
若手研究(B)
本研究は近世後期から幕末・近代初期における文芸の中で特に和歌に焦点を絞り、京都の堂上家と島津家との関係を一つの軸とする和歌史を解明し、京坂の歌壇から近代初期の御歌所へと繋がる薩摩藩歌人の文事・教育・人脈を解明することを目的とした。成果としては『長澤伴雄自筆日記』第1巻、第2巻(亀井森編、台湾大学図書館)および『井上文雄判 柳河藩歌合集』(亀井森編、柳川古文書館)を刊行して、学界へ資料を提供した。
近世文学