研究課題/領域番号 |
24720120
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研究種目 |
若手研究(B)
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
TWIDDY Iain 北海道大学, メディア・コミュニケーション研究院, 特任准教授 (10513848)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | cancer / poetry / contemporary / mimesis / elegy / medical / humanities |
研究概要 |
24年度は癌の詩の研究を続けた上、論文執筆と学会発表を行いました。2013年2月に日本とオーストラリアへの出張をし、東北大学図書館とシドニー大学図書館とで資料収集を行いました。 2013年2月に、私は東北大学でのPaul Muldoonの癌の詩についてプレゼンテーションを行いました。2013年3月に 英国とアイルランドへの出張をし,マンチェスタ大学とトリニティーカレツジの図書館と英国図書館で資料収集も行いました。 平成24年度に3つの学会発表をしました(フィンランド、米国、明治大学)。発表の内容は主に癌の表現(特にPaul MuldoonとChristopher Reidの詩)に関するものでした。すべての発表は、出席者が多く、貴重なフィードバックを受ける機会となりました。さらに二つの発表を論文にし、国際的査読付き学会誌に提出しました(結果待ちをしています)。 平成24年度に2本の論文は査読付き学会誌によってアクセプトされました:北海道大学の紀要(1本)とNew Hibernia Review(1本)。 最初の論文は、Marilyn Hackerの詩における癌の表現を分析し、後者の論文は、Paul Muldoonの詩における癌の表現を分析しました。 さらに、2013年4月に癌の詩(Cancer Poetry)をテーマにした本の出版に向けての契約をしました。この本では英国、アイルランド、アメリカ、オーストラリアの現代詩における癌の表現を考察します。原稿の締め切りは2015年3月で、執筆は順調に進んでいます。 平成25年度は、私はPhilip Hodginsの詩における癌の表現に関する論文を書きます。 二つの国際学会発表も予定されています。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
平成24年度に癌の詩究を続け、論文執筆と学会発表を行いました。癌の詩(Cancer Poetry)をテーマにした本の出版に向けて契約をしました。
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今後の研究の推進方策 |
今年は、Philip Hodginsの詩におけるがんの表現に関する論文を書きます。 二つの国際学会発表も予定されています。
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次年度の研究費の使用計画 |
428,178円は平成25年4月払い分である。二つの国際会議に出席する他、海外の図書館で資料収集をするため、旅費支出が多くかかる予定です。また、国会図書館にて資料収集も行う予定で旅費がかかる予定です。さらに学会参加費や図書費の支出を予定しています。
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