研究課題/領域番号 |
24720120
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
TWIDDY Iain 北海道大学, メディア・コミュニケーション研究院, 特任教授 (10513848)
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キーワード | 癌の詩cancer poetry / mimesis / elegy / medical humanities / contemporary poetry |
研究概要 |
昨年につつき、H25年度には研究目的に沿って研究計画を進め、当初の計画以上に研究が進んでいる。H25年度は癌の詩の研究を続けた上、論文執筆と学会発表を行った。マンチェスター、京都、シドニーおよびホノルルの4つの国際学会で発表をし、Irish Studies Review誌に一つの論文を掲載するとともに、Donald HallとPhilip Hodginsの詩についてそれぞれ一つずつ論文を投稿した。すべての発表は、出席者が多く、貴重なフィードバックを受ける機会となった。国際的査読付き学会誌であるIrish Studies Review誌の論考では、アイルランドの政治における復讐の概念を癌に例えて論じた。また、英国、アイルランド、アメリカ、オーストラリアの現代詩における癌の表現を考察する著書『Cancer Poetry』の出版に向けて最終稿の準備をしているところである。資料収集のため、英国図書館およびマンチェスタ大学、リーズ大学、シェフィールド大学のそれぞれの図書館へ、合わせて二回の調査旅行を行いました。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当初予定していた2つの国際学会を大幅に超えた4つの国際学会において発表ができ、 たくさんのコメントをいただくことをいただけたことにより、年度初めに予定していたPhilip Hodginsの詩に関する論文のみならず、Donald Hallの詩に関する論稿も執筆し投稿することができた。また、 著書『Cancer Poetry』の出版に向けての執筆が順調に進んでいる。
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今後の研究の推進方策 |
平成26年度は、本の最終稿を3月に提出する他、 二つの国際学会発表も予定されています。
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次年度の研究費の使用計画 |
700,000円は平成26年4月払い分である。二つの国際会議に出席する他、海外の図書館で資料収集をするため、旅費支出が多くかかる予定です。また、国会図書館にて資料収集も行う予定で旅費がかかる予定です。さらに学会参加費の支出や、引用文の使用権のための支出を予定しています。 旅費 600,000円、引用文の使用権の購入 50,000円、学会参加費 50,000円
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