研究課題
若手研究(B)
聖なる言語で男性と准えられてきたヘブライ語と、俗なる領域に属する言語で女性と喩えられてきたイディッシュ語の二項対立に英語という補助線を引くとき、ディアスポラに連動してその二項対立が様々な場面で、とりわけ家族関係で揺らぐことがリサーチの結果明らかになってきた。具体的な成果としては、このような問題意識の位置づけとして2013年に発表した講演録「ユダヤ系アメリカ文学における父子/母子関係」を挙げることができる。また海外のアーカイブ訪問で得た資料を元に現在、上記の論考を執筆中である。
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情報文化学会
巻: 第10号