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2016 年度 研究成果報告書

活人画流行の実態とその文学表象研究――19世紀半ばから20世紀初頭を中心に

研究課題

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研究課題/領域番号 24720132
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 英米・英語圏文学
研究機関共立女子大学

研究代表者

浦野 郁  共立女子大学, 文芸学部, 准教授 (80612746)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2017-03-31
キーワード活人画 / 視覚芸術 / ヴィクトリア朝 / 劇場文化 / 芸術における検閲 / 英米小説
研究成果の概要

ヴィクトリア朝期のイギリスで大流行した「活人画」という珍しい娯楽について、1.歴史的な事実、2.文学作品における表象、という二つの点から研究調査を行った。その結果、初めは上流階級の私的な娯楽であった活人画が徐々に大衆の人気を博していった様子や、19世紀末にかけて活人画が芸術か否か、という結論を見ない論争が巻き起こっていたことが明らかになった。その過程には、技術の進歩によって視覚体験が劇的に変化した時代に、人々が芸術に対し抱いた欲求や郷愁、戸惑い等の複雑な意識を読み取ることができる。文学作品における活人画の描かれ方も、こうした歴史的な状況を反映したものになっている。

自由記述の分野

イギリス文化・文学

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公開日: 2018-03-22  

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