研究課題
平成25年度の研究はすべて予定通り完了した。平成25年度の主な課題は出版社に提出するために書籍の二つの章を準備することであったが、この二つの章は予定通り平成26年10月に出版社に届けられる予定である。研究進捗状況の具体的な成果を実証するために、この二つの章は学術誌にも発表している。従って平成25年度の具体的な研究実績には招待講演が一つと雑誌論文が二つ、含まれることになる。具体的に言うと、修正した第5章の一部は国際基督教大学の「Humanities」という学術誌に掲載され、さらに新しい第6章の一部については「Wordsworth Summer Conference 2013」という国際学会で基調講演として発表し、論文集「Grasmere 2013」に採録されている。さらに、当初の予定どおりイタリアでワーズワースの大陸旅行に関する調査を実施したが、この研究には二つの目的があった:(1)平成24年度に刊行した「Oxford Handbook of William Wordsworth」の中の「Itinerant Wordsworth」というタイトルの章に関して、編集者の依頼により追加調査を実施すること。(2)研究代表者による関連書籍「Romantic Curiosities」の第7章(「ワーズワースの大陸旅行詩における古物研究」という章)に追記できる材料を提供すること。イタリアでの調査の後、前者は平成25年10月に編集が完了し、後者については(特にウンブリアの修道院とピサの古物とコモ湖の環境の新発見に基づいて)実質的研究成果が得られたところである。これらの新しい研究成果は調査を依頼してきたPalgrave UK出版社にすでに伝わっている。
すべて 2014 2013
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件)
Humanities: Christianity and Culture
巻: 45 ページ: 159, 213
Grasmere 2013: Selected Papers of the Wordsworth Summer Conference. Penrith, Cumbria: Humanities-Ebooks (論文集)
巻: - ページ: 88, 120