研究課題/領域番号 |
24720140
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研究機関 | 関西外国語大学 |
研究代表者 |
馬渕 恵里 関西外国語大学, 外国語学部, 講師 (00612912)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | シャーロット・ブロンテ / 初期作品 |
研究実績の概要 |
育児休業の取得により、平成27年4月1日より平成28年3月31日までの1年間、研究を中断しているため、記載すべき本研究課題の実績はない。平成28年4月1日より研究を再開する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
平成25年度末までに発生した遅れに加え、産前産後の休暇ならびに育児休業の取得にともない平成26年度途中より平成27年度末まで研究を中断したため。
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今後の研究の推進方策 |
研究再開後は、当初平成26年度に行う予定であった研究のうち未着手となっている、シャーロット・ブロンテの一人称語り・形式と18世紀書簡体小説の語りの技法や形式との関連性についての研究を進める。研究の中断により、書簡体小説に関する資料の調査・収集も、現在まだ不十分であるため、まずは必要な資料の準備を行う。そのうえで、平成26年度までに明らかになった、シャーロットの初期作品にみられる語りの形式や特徴をふまえながら、シャーロットの一人称語り・形式と書簡体小説との関連を考察する。書簡体小説とその形式についての研究だけでも相当な作業が予想されるが、翌年度以降に関連学会等で発表できるよう、できるかぎり研究を進めたい。
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次年度使用額が生じた理由 |
産前産後の休暇および育児休業の取得により平成26年度の年度途中より研究を中断したため。加えて、産前休暇に入る前から、当初の研究計画で予定されていた国内外への出張を複数とりやめざるをえなかったため、旅費と調査時に必要となる諸経費(複写代等)が生じなかったため。
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次年度使用額の使用計画 |
平成28年度の研究に必要となる、18世紀書簡体小説に関する資料や書籍を新たに入手する。研究再開後も遠方への調査出張が困難なため、国内外から必要な資料や文献を取り寄せる費用にあてる。また、電子辞書や辞書ソフト等を購入し、改めて研究環境を整備するほか、これまでに収集したシャーロットの初期作品関連の書籍や各種資料・文献の保存・管理を行うための備品(例:外付けハードディスク、USBメモリ、Scansnap等)を揃えるのに使用する。
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