ヴィクトリア朝文学にみる医療表象と物語の文化・歴史的考察

2013 年度 実施状況報告書

• 研究課題/領域番号: 24720141
• 研究機関: 近畿大学
• 研究代表者: 西垣 佐理 近畿大学, 農学部, 講師 (00581042)
• キーワード: ヴィクトリア朝文学 / 物語 / 看護 / 歴史 / 文化

研究概要

昨年度は妊娠に伴う出産・育児休業取得のため研究を進めることは難しい状況だった。ただ、5月末に締め切りがあるエリザベス・ギャスケルの短編と看護の表象に関する論文執筆のための資料収集や論文執筆は年度の最後の方で再開することができた。今後その研究に関する論文執筆および次年度以降の研究のための資料収集や論構築を行うつもりである。

現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

妊娠に伴う出産・育児休業取得により研究を進めることが不可能だったため。

今後の研究の推進方策

上記にも記したが、5月末に締切がある論文の執筆を開始している。それは2015年秋以降に論文集としての出版が予定されている。また、その後も引き続きこれまでの研究で遅れていた部分を取り戻すべく資料および文献収集、また資料の読み込み・論構築・論文執筆と進めていく予定である。育児と平行して行うためうまく進まない場合も当然考えられるので、比較的取り組みやすい資料収集と文献の読み込みを中心に作業を進めるつもりである。

次年度の研究費の使用計画

妊娠に伴う出産・育児休業取得により全く研究費を使う機会がなかったため。
元々平成25年度に使用するつもりであったので、その年度の研究計画に沿って資料・文献収集費用、および学会・海外取材費等に充てるつもりである。