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2014 年度 研究成果報告書

ハーマン・メルヴィルの作品からみる「ひとつではない男らしさ」に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 24720144
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 英米・英語圏文学
研究機関徳山工業高等専門学校

研究代表者

高橋 愛  徳山工業高等専門学校, 一般科目, 准教授 (90530519)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード米文学 / ジェンダー / セクシュアリティ
研究成果の概要

本研究では、「男らしさ」という観点からハーマン・メルヴィルの中・長編小説の分析を行った。具体的には、身体をめぐる問題に焦点を当てながら『ホワイト・ジャケット』(1850)と『白鯨』(1851)を読み、近代アメリカ社会の規範的な「男らしさ」の観念から逸脱するような「男らしさ」が描き込まれていることを示した。さらに、『ベニト・セレノ』(1855)と『ビリー・バッド』(1924)に関する議論では男同士のケアに注目し、その中で「男らしさ」の規範が攪乱される状況が描かれているということを示した。

自由記述の分野

米文学

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公開日: 2016-06-03  

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