研究課題
若手研究(B)
本研究は,言語的・非言語的要素を射程に入れたマルチモーダル会話分析を採用し,日本語会話における相手の評価や意見に対する同意と非同意の強弱について,言語的要素と非言語的要素の同時利用の構築プロセスに着目し,同意・非同意の強弱の可視化がどのように実現しているかを明らかにすることを試みた.その結果,指差しを用いた同意が強い同意の指標になることや,同意と非同意の間で対照的な視線の振る舞いがあることなど,先行研究には見られない興味深い発見があった.
会話分析