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2015 年度 実績報告書

『切韻』佚文研究のためのデータベースの構築

研究課題

研究課題/領域番号 24720178
研究機関大阪大学

研究代表者

鈴木 慎吾  大阪大学, 言語文化研究科(研究院), 講師 (20513360)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワード切韻 / 佚文 / 韻書 / データベース
研究実績の概要

『切韻』系韻書の整理に関して、今回の研究ではとくに『切韻』の佚文に重点をおいて、そのデータベースの構築を目指した。27年度は最終年度として、研究の完成形を目指し作業を行った。
対象となる佚文データは昨年度までにほぼ入力が完了し、今年度はデータの最終チェックと補遺を行った。データの多くはすでに上田正『切韻逸文の研究』によって収集されていたものだが、今回はそれらを全て原本によって再チェックし、また上田氏以後に発見されたもの、今回発見したものをも合わせて収録し、その結果、現在考えうる範囲のデータは全て入力し終えることができた。
また、今年度は最終年度ということで、昨年までにできなかった検索システムの構築にも着手した。システムはMySQLとPHPによるもので、当初計画していた形式のものをほぼ完成させることができた。これはすでにウェブ上に公開し、佚文テキスト、引用切韻名、掲載資料名、音韻情報など様々なキーから『切韻』佚文を検索できるようになっている。掲載アドレスは http://suzukish.s252.xrea.com/search/。
今回の『切韻』佚文データベースはこれまで存在しなかったユニークなものであり、今後の『切韻』研究の新しい基盤の一部になるだろうと考えている。今後は、すでに公開済の「Web韻図」(広韻検索システム)との統合を含んだ、『切韻』総合データベースの構築を計画している。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 備考 (1件)

  • [備考] 切韻佚文検索(「篇韻データベース」の一部)

    • URL

      http://suzukish.s252.xrea.com/search/qieyun_yiwen/search_top.php

URL: 

公開日: 2017-01-06  

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