研究課題
若手研究(B)
本研究の目的はワーキングメモリ保持負荷をコントロールした実験を行うことによって、特定の言語表現の理解とワーキングメモリとの間の因果関係を明らかにすることにある。平成25年度、平成26年度に行われた調査によって、文脈による理解促進効果や発音容易性といった要因に関する検討を予備的に実施することができるとともに、ワーキングメモリ保持負荷を増大させることで、格助詞に基づく文の理解に影響を及ぼすことを明らかにすることができた。
言語学