研究課題/領域番号 |
24720290
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
蝦名 裕一 東北大学, 災害科学国際研究所, 助教 (70585869)
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連携研究者 |
今井 健太郎 東北大学, 災害科学国際研究所, 助教 (20554497)
高橋 裕史 苫小牧駒澤大学, 国際文化学部, 准教授 (30305966)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 慶長奥州地震津波 / 歴史災害研究 / 日本近世史 / 文理融合研究 / 盛岡藩政史 / 仙台藩政史 / 相馬中村藩政史 |
研究成果の概要 |
本研究では、1611年に東北地方太平洋沿岸で発生した地震・津波について、従来把握されている史料の再検証や、フィールドワークによる新たな史料の捜索・調査を実施した。特に同時代史料である「ビスカイノ報告」については原資料を再翻訳した上で、日本側の歴史資料と照合し、津波痕跡地点を特定した。さらに史料調査から判明する津波工学研究者と連携した研究を展開することで、この地震・津波の実態を詳細に分析することができた。その結果、従来の研究において「慶長三陸地震津波」として過小評価されてきたこの地震津波について、より地震規模の大きい「慶長奥州地震津波」としての新たな実態を解明することができた。
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自由記述の分野 |
日本近世史
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