研究課題/領域番号 |
24720302
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研究機関 | 東北学院大学 |
研究代表者 |
河西 晃祐 東北学院大学, 文学部, 教授 (10405889)
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キーワード | 大東亜共栄圏 |
研究概要 |
平成25年度においては、前年度に引き続いて一次・二次資料調査を進めつつ、その成果の一端を「書評と紹介 後藤乾一著『東南アジアから見た近現代日本-「南進」・占領・脱植民地化をめぐる歴史認識』『日本歴史』783号、2013年8月)および、書評「中野聡著『東南アジア占領と日本人-帝国・日本の解体』」(『歴史学研究』916号、2014年3月)として発表した。 また本研究の課題の成果として、書籍の刊行を予定しており、編集者との打ち合わせを進めている。平成26年度、あるいは27年度には刊行する見通しをもって、鋭意執筆をすすめているところである。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
平成25年度になり、申請者が研究分担者となった基盤(A)科研が追加申請され、その研究会が急遽、年度途中から始まり、当初の研究計画を変更せざるを得なくなったことは残念であったが、それでも当初の予定通りに資料調査を進めることができた。よって上記のような「おおむね順調に進展している」状況であると判断している。
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今後の研究の推進方策 |
上記「現在までの達成度」においても既述したように、本研究の課題の成果として、書籍の刊行を予定しており、すでに出版社も決定した。可能であれば科研費申請最終年度となる平成26年度に刊行したいところであるが、26年度中の資料調査を踏まえて、27年度の出版となる可能性も高い。 いずれにしても出版という、当初の研究計画以上の成果を上げる見通しがつき、このまま今後も研究を進めていきたい。
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次年度の研究費の使用計画 |
平成25年度10月になって、申請者が研究分担者となっている基盤(A)科研プロジェクトが追加採択され、そちらのほうを優先的に使用せざるを得なくなったため。 平成26年度においては、書籍の刊行に向けた資料収集をさらに進め、さらにパソコンき材等の更新を図ることで使用していく予定である。
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