研究課題
若手研究(B)
2004年の文化財保護法改正によって文化財の新しいジャンルとして登場した文化的景観について、現場で活躍する自治体の文化財担当者にアンケート調査を行い、また実際の現地調査を通じて、歴史地理学からの貢献可能性を探った。その結果、景観や文化的景観の概念が文化財担当者に十分に浸透していない現状にあって、景観を重要な研究対象の一つとして位置づけてきた地理学(歴史地理学)は、これまでの成果や研究手法を的確に周知していくことで、十分に貢献が可能であることが分かった。
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地理
巻: 702号 ページ: 4-7
月刊文化財
巻: 608号 ページ: 44-49