研究課題
若手研究(B)
本研究は、主にイギリス憲法学における習律論や政治的憲法論を考察することにより、わが国制における習律の理論的根拠を解明するための手がかりを得るものである。第一に、わが国制にイギリスの伝統的習律論を採用する素地があるのか否かを考察する際の新たな視角を獲得した。第二に、J.A.G Griffithの政治的憲法論との対話を重ねれば、憲法典の存在が習律の否定に直結するという主張に対して何らかの応答をすることができるのではないかという示唆を得た。
すべて 2013 2012
すべて 学会発表 (2件)