研究課題
若手研究(B)
現代国際法における国家の成立および変動について、近年の学説においては、この問題は司法判断の対象としては適切ではなく、国連安保理や総会のようないわゆる政治的機関によって統制されると主張されている。本研究では、第一に国際司法裁判所が、実際に国家の成立・変動の問題について判断を控えていることを明らかにし、第二に、この態度が、組織法上の権限配分および政治的紛争の概念で説明できることを明らかにした。
すべて 2013
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件)
Korean Journal of International and Comparative Law
巻: Vol.1 ページ: 65–83
千葉大学法学論集
巻: 27巻4号 ページ: 95-155